2008/08/12
006●「むかし遊び」
けん玉、あやとり、お手玉、メンコ、すもうなど「むかし遊び」と呼ばれる遊戯を授業に取り入れている小学校がある。また地域のシニアボランティアが放課後教えに来る小学校もある。日本の伝統を継承しないと、ゲームやテレビばかりではなく、みんなで遊ぼう。そんな意識があるのだろう。
しかしこれらの「むかし遊び」が、実は基礎学力向上の切り札なのだと言うことは余り知られていない。
けん玉やお手玉は眼球運動能力を向上させる。あやとりは、回内/回外運動能力の向上。すもうは中間に保持力と筋力の向上。これらの能力は、授業中に集中する、じっとしているために必要不可欠な能力。そういう能力が「むかし遊び」に親しむことで自然に身に付く。
昔は地域で家庭で、当たり前のように行われていた「むかし遊び」。そして子ども達の色々な能力は、自然と向上していた。それが今は無い。だから小学校で面倒を見なくてはいけなくなったのだ。
基礎学力を向上させるために授業時間を増やす、授業の工夫をする。しかし子ども達は授業に飽きてしまう、理解しない。それは学力を身につける土台が出来上がっていないからだろう。
そんな視点から「むかし遊び」に取り組んでいる学校がある。これは広がっていくといいなあ。



